「私なんか・・・」の口癖があなたの価値を下げています。
公開日:2018/05/02
最終更新日:2018/04/19
こんにちは、四谷学院の菊池です。
さて、あなたの口ぐせは何ですか?
意識して使っている口ぐせ、無意識に出てしまう口ぐせ・・色々あると思いますが、よくない口癖の1つに「私なんか・・・」というのがあります。
自分に自信が持てない、どうせやってもムダと自分を卑下してしまう、つまり、ほかの人と比べてしまって出てくる言葉です。
たしかに、学校のテストの点数や順位は、「ほかの人との比較」です。
偏差値というのもまさにその考え方です。
しかし、あなたの価値はそれだけでしょうか?
「努力やがんばりは、ほかの人と比べようがない」ということを、きっとなんとなくお分かりかとは思います。
自分の価値は、ほかの人と比べて計るものばかりではありません。
自分の価値は自分で決める
転職にあたり、「スキルの棚卸しをしましょう」というアドバイスをよく目にすると思います。
これは何のために行うのでしょうか?
それは、自分の価値を自分で認めるためです。
無自覚の価値は、他人からもなかなか認められません。
家族や友人などは、長い時間をいっしょに過ごすことによって、本人のわからないよさを肌で見つけ、認めてくれることもあるでしょう。
しかし、就職の面接や書類など、限られた時間、書面の中で、あなたの良さを採用担当者がいつもうまく掬いとることができるか?
正直、とても難しいことです。
ですから、
「私の価値はこういうことですよ」
としっかり採用担当者に伝えて欲しい、そのように思います。
まずは、自分の価値を見つけてください。
そのためにも「今のあなた」を受け入れましょう。
自信のなさが誤解を招く
以前の記事で「裏の道」のお話をしました。
たとえば、四谷学院の入学説明会にくる生徒達も、この「裏の道」で情報収集しているはずです。
・入学したらどんな対応を受けるんだろう
・入学したら自分も受かるかな
そんな中での私たちの一つひとつの言動は、厳しいフィルタでチェックされていますね。
上っ面の言葉や表情だけでは十分ではありません。
信頼できる予備校であることを、「裏の道」でもしっかり伝えられる態度が求められます。
そのためにも「私なんか・・・」という気持ちは捨てて欲しいと思います。
なぜなら、自分に対する自信のなさは、商品に対する自信のなさ、と誤解されるかも知れないからです。
自分に自信がない人が、自信を持って勧める商品・サービス
・・・違和感を感じますよね?
自信を持つための第一歩とは
当然、採用面接においても「裏の道」でチェックされています。
(変わろうとしている?あきらめている?見ない振りをしている?)
という具合です。
よくあるアドバイスでは、
「自信を持とう!」「あるがままの自分を受け入れよう」とありますが、どれも具体的ではないかもしれませんね。
そこで、第一歩として
「今、自分がすでに手に入れているもの」
に着目して、棚卸をしてみてください。
たとえば、健康な身体。
めったに風邪をひくこともないし、インフルエンザにもかかりにくいという人は、そのことに自信を持っていいんです。
体調を崩さないで欠勤しない人はとても安定感があって頼りになります。
こんな風に考えて、今の自分を「いいところある」と認めていくことで、自然と自信も生まれますよ。
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