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教育業界ってどんなイメージ?生徒を支える担任の仕事とは?

  公開日:2017/10/17
最終更新日:2017/11/02

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、採用担当の菊池です。

最初から教育業界を志望されている場合、自分の中になんとなく「教育業界でやること」のイメージができていると思います。
逆に言えば、今まで「教育にかかわる仕事に就こう」と考えたことがなければ、
「教育業界って何?」
と思うのではないでしょうか?

この記事では、これまでに「教育業界」が選択肢に入っていなかった方に向けて、教育業界、特に予備校の「担任業務」を解説します。

よくある「誤解」

教育関係と聞くと、「勉強を教える立場」というイメージが一番に浮かぶかもしれません。
いわゆる「先生」ですね。

「先生」の仕事も、実は「教えるだけ」ではないんです。

たとえば高校時代を思い出してみましょう。
先生は学生に何をしてくれたでしょうか?

・勉強を教える
・進路相談をする
・保護者面談をする
・部活の指導をする
こんなことが浮かぶでしょう?

でもこれはほんの一部。
学生が見えないところで先生はこんな仕事をしています。

・授業のカリキュラムをつくる
・授業の資料を作る
・テストをつくる
・テストやレポートを採点する
・大学についての情報を調べる
・就職についての情報を調べる
・進路指導について学ぶ(話し方・コーチングなど)
・ほかの先生と情報交換をする
・担当教科について勉強する
  ・・・

これもほんの一部。まだまだやることがたくさんあります。

つまり、「勉強を教える」だけが教育ではない、ということです。

「生徒の学びを支える」のが教育の大きな役割です。

担任の仕事

たとえば多くの予備校や塾では、「講師」と「担任・チューター」という形で役割があります。
「講師」は勉強を教えることに特化します。
一方、「担任・チューター」は、学習サポート業務を担います。

担任は、「生徒に勉強を教える以外に、どのように関わっていけば役に立つことができるだろう」と常に考えます。

そのためには情報収集をしたり、研修を受けたり・・・やるべきことは山ほど!
しかし、だからこそ「プロの担任」「受験のプロ」として活躍できるのです。

「大学受験はゴールではなく通過点」という考え方

もし、「大学に合格すること」が究極の目標であるならば、担任の業務はスカスカしたものになります。
メインは勉強を教える講師になってしまうでしょう。

しかし、大学合格はゴールではありません。通過点です。
決して楽ではない受験生活を、「やればできる!」「私って、スゴイ!」という良いイメージをもって通過できることが、この後の人生にとって大きなプラスになっていきます。

ですから、「何を勉強したか」だけでなく、「どう勉強したか」がとても重要なのです。
「どう勉強したか」をサポートするのが担任の役割です。

担任業務のポイント

「勉強の環境づくり」という面で、担任は「生徒たちを支える」大きな力となります。

もちろん、生徒はそれぞれ成績も違えば、得意な科目・苦手な科目も違います。家庭環境も違うし、志望する学部も別々です。
力になるためには、生徒一人ひとりに丁寧に対応することが重要となります。

「誰かのためになりたい」
「社会に貢献したい」
こう考える方であれば、担任業務に大きなやりがいを感じることができるでしょう。

生徒を支える

教育業界で働くということは、「勉強を教える立場に立つこと」ではなく、「生徒を支える立場に立つこと」です。

他業界から教育業界に転職した担任のF先生の体験談を紹介しましょう。
初めて配属された校舎でのお話です。

担任 F先生の体験談

高校3年生のAさんは、私の担任した生徒ではありませんでしたが、毎日自習室に来てがんばっていました。
受付で会うたびにちょっとお話をして、「いってらっしゃい!」と自習室にまた送り出していました。
私はAさんの受験結果を知ることなく、別の校舎に異動になりました。
しかし、Aさんは校舎・担任の先生に報告した後、わざわざ私のところにも受験結果報告の電話をかけてくれたんです!

勉強に合間にちょっとした休憩と、励ましの言葉・・・そういったことがAさんの支えになっていたのかな、と今でも思い出して嬉しく思います。
担任の生徒はもちろんですが、自習室や受付にくるすべての生徒たちを応援、サポートしていきたいと思っています。

四谷学院では、「誰も才能を持っている」をモットーに、がんばる生徒たちを支えています。
教育業界に少しでも興味をお持ちになったのであれば、ぜひブレーンバンクのホームページもご覧ください。
ブレーンバンク採用ホームページ

 

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