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面接の最後に「何か質問は?」と聞かれたら?

  公開日:2018/03/22
最終更新日:2018/03/08

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院採用担当の武井です。

採用面接の際、最後に
「何か質問はありますか?」
と聞くことがあります。

面接では、基本的に面接官が応募者に質問する形で進みますが、こうした「逆質問」もあります。
この意図について考えてみましょう。

そもそもなぜ試験官は質問をさせるのか?

応募者からの質問は、「企業に対する関心度の高さ」を示すものと考えられます。
興味のないモノについて、うまく質問はできないものです。

しかし、自分の興味のあるモノであれば、
「あれはどうなんだろう?」
「これはどうなっているのかな?」
と自然と様々な疑問がわいてくるものですよね。

当然、会社案内や会社のホームページには目を通していただいているので、
「企業理念は?」
「昨年度の売上げは?」
「運営校舎は何校ありますか?」
といった質問は出てこないとは思いますが、
さらにどういった点を「聞きだしたい!」と考えているのか?
それを面接官は知りたいと思っているのです。

面接終了の合図でもある

すでに面接の中で、質疑応答ががひと通り終わっているのであれば、
「何か質問はありますか?これで面接終わってもいいですか?」
という「面接の終了」を告げる意味合いもあります。

ただし、安心して気が抜けてしまい、応募者の本音がでてくるのもこのタイミング。

ホっとしてこれまでにない笑顔が出る、
という好感をもたれる”気の抜け方”であればよいのですが、そうとも限りません。
最後まできちんと対応しましょう。

たくさん質問をする=意欲あり?

「何か質問はありますか?」と聞かれて「特にありません」と答えると、意欲が低いと思われてしまいそう・・・
そう考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、無理やりに質問をひねり出して逆効果になることも。
焦ってしまい、企業研究をしていれば出てくるはずのない質問や会社案内に記載されているような事実に関する質問をしてしまっては、印象はよくありません。

面接官に
「あれ?ちゃんと調べてこなかったのだろうか?」
と誤解されて、せっかくこれまでの面接の中で築いた信頼も揺らいでしまうかもしれません。

「質問は特にありませんが・・・」に続けて
「前職では○○を心がけてきました。
 御社でも重要だと思いましたが、いかがでしょう。」

このように自分の強みをアピールする場として、最後の質問を活用される方もいます。
限られた面接時間ですので、ぜひ色々お話していただきたいと思います。

NGの質問は?

一番良くないのは、企業研究が足りないと感じさせてしまう質問です。
採用ホームページを見れば書いてあることを知らずに質問するのは、先方にも失礼です。
「関心が低いんだな」という印象を与えるのはもちろんのこと、「仕事を甘く見ている人だな」「準備ができない人だな」という印象さえも与えてしまいますので要注意です。

逆に、採用HPに書かれていたことで、もっと詳しく知りたいというのであれば
「〇〇と書かれているのを見たのですが・・・」という流れで質問をすると良いでしょう。

「特にありません」でもかまわない

すでに企業研究を十分に行い、面接でもお互いがよく理解できてれば、最後の質問は不要かもしれません。
つまり、「絶対に逆質問をしないといけない」というわけではないのです。

「これで面接は終わるけれど、言い残したことはありませんか?」
くらいの意味合いと考えてもよいでしょう。

「十分ご説明をいただきましたので、現時点で質問はございません。
 ますます、御社の一員になりたいという気持ちが強くなりました。」
と入社の意欲を添えてくださる方もいます。

採用面接は、採用する側とされる側がお互いを知るチャンスです。
時間も限られていますので、うまく自分の強みをアピールしていただきたいと思っています。

教育業界への転職をお考えであれば、ぜひブレーンバンク株式会社の採用ホームページもご覧ください。
いっしょに成長できる方をお待ちしています。

ブレーンバンク採用ホームページ

 

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