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トップページ > 採用情報 > 正社員 > 社員のご紹介 > 塾講師・事務・社員の採用・求人募集(東京都新宿区)|新保 裕子(マンガ教材開発プロジェクト)

新保 裕子(マンガ教材開発プロジェクト

自分のやりたいことに積極的に向かっていけば、現実になる。
そんなチャンスにあふれた会社です。

就職活動を始めた当初は教育に関わる仕事をしたいと考えていた。家庭教師のアルバイトをしていて、「生徒にとって幸せな教育とは何だろう?」という意識が芽生えたからだった。

一方で、子供のころから絵が好きで、大学でも美術部に所属していた。だからデザインの仕事をしたいとも考えていたものの、大学で実技を専攻していたわけではなかった。

「新卒でデザイン関係の仕事に就けるわけがない」と思い、専門学校やスクールの案内書なども集めた。
いつかデザイン関係の仕事ができたらいいなと思っていた。
大学4 年生の春、卒業前の半年間でデザインのスクールに通うことに決めた。かといって新卒での就職をあきらめたわけではなく、スクールに通うと決めてからも就職活動は続けていた。

しかし、何社か予備校・塾などのセミナーや選考を受けたものの自分のような人間が求められているとは思えなかった。他の業種の選考にも応募してみたが興味をそそるものはなかった。
さすがに興味ある会社も少なくなってきて、「もう今年はだめかも…」と思ったころブレーンバンクを知り、説明会に行った。
ここがだめだったら教育業界はあきらめようと思っていた。
ブレーンバンクの説明会の印象は他の会社とはまったく違っていた。
本音で話してくれている。

雰囲気も自分に合いそうな気がした。
選考に応募し、集団面接を受けた。面接も終わり全員が席を立とうとしたとき理事長が思い出したように言った。
「あ。絵がかける人も募集してるからね~。」
反射的に私は手を挙げていた。「私、絵かけます!」

それが全ての始まりであった…。
後日、作品をもって面接に行ったり、その場でイラストを描いたりもした。結局、内定を得ることができ、即入社を決めた。
教育業界で働ける。絵が描ける。デザインの仕事もある。
叶わないと思っていた希望がいきなり全て現実のものになった。今思い出しても嘘みたいな話だ。

でも、ブレーンバンクで働くことは、このできごとに象徴されていると思う。自分のやりたいことに積極的に向かっていけば、それが現実になる。そのチャンスを与えてくれる。

入社後は生徒指導にあたりながらも、講習パンフレットの挿絵イラストの仕事から始まり、生徒の合格体験記を6 コママンガにしたり、ガイダンス冊子の表紙をつくったり、今では当たり前になっている講習促進のためのポスターを描いたりした。
合宿時にスタッフが着る上着のデザインもした。自分が思っていたよりもイラストやデザインの仕事をたくさんさせてもらった。まわりの社員もできあがったものをとても喜んでくれて、1 年目はただそれが嬉しくて、やりがいだった。

そして入社3 年目、日本史のマンガ教材を作るという企画が動き始めた。
マンガを描くのは私だ。監修の先生やイラスト課のメンバーでプロジェクトチームを結成した。

「よし!日本史が楽しく学べる教材をつくるぞ!」

しかし、いきなり最初でつまずく。今までの仕事は挿絵など一点ものが大半。長くても6 コママンガだ。長編の構成など考えたこともない。さらに、長編といってもただでさえ時間のない受験生に「全44 巻!」などという超大作を読んでもらう暇はない。
とりあえず市販の日本史の参考書や教科書・用語集などをそろえラフを描き始めた。ムダがあれば削ればいい。とにかく描いてみる。

しかしここで問題が…。

人物の書き分けだ。今までは「勉強している男の子」や「通学中の女の子」など、1 点ものなので同じ顔になってもまったく問題なかったが、今回は全員別の顔でなければならない。
何百人といる歴史上の人物を、特徴を踏まえながらもシンプルな線で表現しなければならない。ぱっとみて誰だかわかるように描くことに苦心した。
また、服装一つ描くにしても時代考証を考えねばならない。下調べから始めた。書店に行って資料になりそうな本をあさり、図書館にもいった。

参考に市販されているマンガの日本史を何冊か読んだ。しかしとにかく全てが長い。そして絵がつまらない。かわいくない…。
また、歴史が動いたことをト書きで説明してしまって、受験には必要ないエピソードなどが無駄に描かれているものも多かった。

市販のものにはない魅力を四谷学院の教材として実現したい。
日本史を初めて学ぶ人でも面白く読め、簡単に歴史の流れがイメージでき、かつ重要ポイントのエッセンスが凝縮されているようなものを目指した。
そして…描いてはやり直しを幾度となく繰り返し、1 年以上の歳月をかけマンガ日本史は完成した。「ここまで勢いよく歴史の重要ポイントを読めるマンガは他にはない!」そう言い切れるものとなった。

いよいよ納品日。私は今か今かと首を長くして待っていた。

予定より少し遅れてやってきた出版社からのトラックには私の「作品」が詰まったダンボールがひしめき合っていた。急いで箱を空け、まだインクの臭いがするそれを1冊、手に取った。

私はこのときの感触を一生忘れないだろう。

長い間心血を注いで磨き上げた自らの作品が形あるものとして完成する…。それは映画や音楽の世界で活躍するクリエイターだけが味わうことができる喜びだと思っていた。しかし、今それが目の前にある!至上の幸福とはまさにこのことだった…。

その後、このマンガ日本史は生徒からの大好評を博し、立て続けに『マンガ世界史』『マンガ古文常識』をリリースすることが決まった。前作では人任せだった背景にもチャレンジし、正しいパースの技術を身につけるための練習もした。
一つひとつの作品ができあがるたびに総合的な能力が上がっていくのを感じる。私にとって『マンガ日本史』はいい修行の場になっていたのだ。
そしてこの経験が今の私にとって大きな自信となっている。

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